キャリアチェンジとは~年齢ごとの進め方とおすすめの転職エージェント10選

キャリアチェンジとは

 キャリアチェンジとは、これまで経験してきた業界や業種から、携わったことのない未経験の業界や職種に移ることです。キャリアチェンジには、次の3種類があります。

業界未経験・職種未経験

業界未経験・職種経験未経験

 携わったことのない業界・職種に転職する

業界未経験・職種未経験転職の例

「結婚式場のプランナー」から「広告会社の事務職」へ転職

業界経験あり・職種未経験

業界経験あり・職種未経験

 業界は同じで、携わったことのない職種に転職する

業界経験あり・職種未経験転職の例

「IT企業のエンジニア」から「IT企業の営業職」へ転職

業界未経験・職種経験あり

業界未経験・職種経験あり

 職種は同じで、携わったことのない業界に転職する

業界未経験・職種経験あり転職の例

「食品メーカーの経理」から「不動産会社の経理」へ転職

 この記事では、キャリアチェンジの進め方や、キャリアチェンジに役立つ現職エージェント・転職サイトを選りすぐって紹介します。また、記事の後半では、キャリアチェンジを成功させるポイントなどを紹介しています。

サービス名対象ポイント
全般・ITスキルが学べて、ITエンジニアを目指せる
・厳しい審査基準でブラック企業を排除
全般・大手企業や優良企業の求人がある
・エージェント機能とサイト機能の両方が使える
全般・ブライダル業界を目指せる
・好待遇な非公開求人を多数取り扱っている
全般・ITエンジニアを目指せる
・未経験歓迎の、人を育てる企業を紹介
全般・ITエンジニアが目指せる
・スキルが身につきやすいIT企業を紹介
全般・介護業界を目指せる
・施設の雰囲気や有休消化率などの詳細を教えてもらえる
全般・物流、建設、製造業界を目指せる
・転職時期が決まっていなくても相談に乗ってもらえる
飲食業界経験あり・飲食業界以外の業界を目指せる
・WEBや電話を使って、隙間時間で転職相談できる
全般・経験を活かして活躍できる求人を紹介
・同じ業界出身のキャリアコンサルタントがサポート
全般・プログラミングが学べて、ITエンジニアを目指せる
・研修制度が充実している未経験OKの企業を紹介

 転職エージェントの使い方や、転職サイトとの違いなどは「」で紹介しています。転職エージェントについて知りたい人は、そちらをご覧ください。

 スキルを身につけるサポートと転職活動のサポートをしてくれるサービスもあります。そのようなサービスは、「」で紹介しています。スキルを身につけて転職したいという人は、そちらもあわせてご覧ください。

キャリアチェンジをサポートしてくれる
おすすめ転職エージェント3選

doda
  • 希望や適性にあった求人を紹介
  • 大手企業や優良企業を多数取り扱い
  • 完全無料で利用できる
ウズカレIT
  • ITエンジニアが目指せる
  • IT学習動画でITスキルが学べる
  • 完全無料で利用できる
ブライダルビズ
  • ブライダル業界に特化
  • 優良な非公開求人を多数取り扱い
  • 完全無料で利用できる
目次

キャリアチェンジとは

異業種へ転職しようとしてキャリアに悩んでいる人

 「キャリアチェンジ」とは、未経験の職種や業界に移ることです。一般的に、キャリアチェンジは転職や社内異動で達成できます。

 キャリアチェンジするには、その理由と、新しい環境でも生かせるスキルや経験が重視されます。ただ「チャレンジしたい」という気持ちで押し通すのでなく、客観的な自分の情報を準備して、履歴書・職務経歴書でアピールすることが大切です

 なお、よく似た言葉に「キャリアアップ」があります。こちらはこれまでの経験を活かして、より仕事を深めることや、より高い役職に就くことです。キャリアアップを目指せば、スキルアップや待遇の向上に結び付きます。

キャリアチェンジのメリット

やりたい仕事にチャレンジできる

 現職で実現できない仕事にチャレンジできます。興味のあることや本当にやりたかったことに挑戦することもでき、働くやりがいが大きくなり、モチベーションがアップするでしょう。

新しい経験やスキルが身につく可能性がある

 現職ではできない経験やスキル身につけられる可能性があります。複数の知見やスキルが身につけば、視野が広がり、あなたの市場価値をアップすることもできるでしょう。それによって将来のキャリアの幅が広がる可能性もあります。

キャリアチェンジのデメリット

収入が下がる可能性がある

 「業界未経験・職種未経験」「業界経験あり・職種未経験」のように業務経験がない場合、未経験と同じ扱いになる可能性は高いでしょう。その分、それまでの年収よりも下がることもあります。

 ただし、年収水準が高い業界に転職した場合には年収が上がる可能性もあります。また、年収が下がったとしても、転職先で結果を出せば収入アップにつながる場合もあります

転職活動が長期化しやすい

 求人には、あなた以外に経験者も応募している可能性があります。企業は活躍してくれる人材を採用したいという思いがあります。そのため、たとえ未経験歓迎の求人であっても、経験者を採用することもあります。基本的に未経験であるキャリアチェンジ転職は、そのような場合に、不利になる場合があります。

 年齢によっても長期化しやすさは変わってきます。20代は未経験分野に転職しやすいですが、年齢が上がるにつれて、活きる経験が求められるので、長期化しやすい傾向にあります。

年齢ごとの求められるポイント

 年齢によって、転職で見られるポイントは変わってきます。年齢が上がるほど、キャリアチェンジの難易度も上がっていくと言っても過言ではありません。

20代

キャリアチェンジを考える20代

 20代は未経験分野に転職しやすいと言えます。実務経験よりもポテンシャル・人柄・将来性などを重視している企業も多く、第二新卒を募集する企業もたくさんあります。

 ただし、20代後半になると、20代前半よりも社会人経験が長いので、その間に身につけたビジネススキルが見られる傾向にあります。コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力など、どの業界でも求められるスキルや、応募先でも活かせるものをアピールしましょう

キャリアチェンジしたい20代におすすめのサービス
20代のキャリアチェンジのポイント
  • 熱意やどの業界でも求められるスキルをアピールする
  • 未経験歓迎の求人や業界を狙う
  • 一貫性のない転職を繰り返さない

30代

キャリアチェンジを考える30代

 30代は、20代に比べると未経験採用は少なく、即戦力になる人材が求められる傾向にあります。

 異業種に転職するときは、経験やスキルが活かせる転職先を狙って応募するようにしましょう。「どうして異業種へ転職するのか」スキルや経験を活かしてどう貢献してきたか、問題を解決してきたか、転職先でどう貢献できるか、具体的なエピソードとともに貢献する人材だということをアピールすることが重要です

 また、長く働く意思を示したり、資格を取得したりするなどして、長く働いて貢献したいと思っていることをアピールしてもよいでしょう。

キャリアチェンジしたい30代におすすめのサービス
30代のキャリアチェンジのポイント
  • 過去の経験や実績をアピールする
  • 転職先で活かせるスキルや知識をアピールする
  • キャリアと照らし合わせて一貫性のある転職を目指す

40代・50代

キャリアチェンジを考える40代

 40代・50代は、これまでの経験や実績が見られます。そのため、未経験業界かつ未経験業種のものは難しくなります。

 ただし、自分のキャリアやスキルと合う企業が見つかれば、転職できる可能性は高くなります。例えば「業界未経験・職種経験あり」のものだけでなく、異業種のノウハウや経験を取り入れたい企業、新しい事業分野に進出するためにノウハウや経験を求める企業などがあります。

 これまで身につけた専門性やマネジメント経験をどのように発揮するのかをアピールしましょう

 これまでの経験を基にキャリアコーチングをしてもらえるサービスもあります。「」は、マンツーマンの面談と無制限の相談で、キャリアについての悩み相談やキャリアの設計をしてもらえるうえ、60日で複業が目指せます。

キャリアチェンジしたい40代・50代におすすめのサービス
40代・50代のキャリアチェンジのポイント
  • 専門性やマネジメント経験をアピールする
  • ノウハウや経験を求めている企業を狙う
  • キャリアと照らし合わせて一貫性のある転職を目指す

キャリアチェンジの転職に利用する転職エージェント・転職サイトの選び方

異業種転職に便利な転職エージェントやスクールを使っている人

 キャリアチェンジ転職には、あなたのこれまでの経験やスキルを、新しい職場でどのように活かせるかをアピールしなくてはなりません。しかし、未経験の業界・職種がどういった場所なのか掴みづらいという人も少なくありません。そんな時に力になるのが、転職エージェント・転職サイトです。

 とくに転職エージェントなら、その業界や職種に詳しいキャリアアドバイザーに、リアルな情報を教えてもらえたり、最新事情を踏まえたアドバイスももらえます

業界未経験・職種経験あり

業界未経験・職種経験ありの仕事にキャリアチェンジをした人

 「業界未経験・職種経験あり」の場合、これまでの経験やスキルが活かしやすくなります。

 ただし、業界を移れば新たに学ぶべきこともあります。業界特有の習わしや作法があるケースもあるので、しっかりと身につけていくことが大切です。

 現職の業界と関連性が高い場所へ転職すれば、現職の知識やスキルが活かせる場面が多いので、給与アップとなるケースもあります。

「業界未経験・職種経験あり」の人におすすめの転職エージェント・転職サイト
「業界未経験・職種経験あり」の注意点
  • 業界によって転職のしやすさは違う

 「業界未経験・職種経験あり」の転職で重要なのは、「業界の関連性」です。

 現職と関連性の高い業界であれば、転職のハードルは下がります。例えば、現職が高級時計の販売ならば、高級車の販売には移りやすくなります。顧客が個人、商品が有形で高額、傾聴の姿勢が重要視される、というように共通点が多いので、これまでの経験を活かして働いてくれるだろうと、企業も期待を持ちやすいのです。

 逆に、関連性や共通点がほとんどない業界だと、転職のハードルは上がります。20代はポテンシャル採用がありますが、30・40代は活かせるスキルや経験が必須になるので、ハードルがかなり上がると思っておきましょう。スムーズにキャリアチェンジを進めるには、現職と関連性があるものを探すのも1つの方法です。

 現職との関連性とは別に、転職しやすい業界と転職しにくい業界もあります。成長中の業界や新しい業界は、その業界を専門にやっている人が少ないので、同職種の経験を持つ人を異業界から広く採用しています。そのような、転職市場に業種・職種経験者が少ない業界へは、転職しやすくなります。

業界経験あり・職種未経験

業界経験あり・職種未経験の仕事にキャリアチェンジをした人

 キャリアチェンジで重要なのは「スキルのマッチ度」です。

 一般的に、職種が変われば業務は大きく変わります。その業務の経験がなければ、未経験者とほとんど変わらないので、給与は下がる可能性があります。

 「業界経験あり・職種未経験」の場合、業界知識はありますが、職種知識はありません。周囲に追いついてしっかりと働くためには、勉強をして求められるスキルを身につけていく必要があります

「業界経験あり・職種未経験」の人におすすめの転職エージェント・転職サイト
「業界経験あり・職種未経験」の注意点
  • 業務内容によって、転職のしやすさに違いが出る
  • 場合によっては、社内異動を検討する

 即戦力が求められやすい転職市場では、職種を変える転職はハードルが高いものです。20代はポテンシャル採用をする企業も多くありますが、30代・40代は経験やスキルが求められる傾向があり、さらに転職は難しくなります。

 ただし、現職のスキルが転職先のスキルで活かせるものだったり、近しいものだったりすれば、転職はしやすくなります。例えば、IT業界のエンジニアが、IT業界の営業を目指したとします。エンジニアと営業では全く職種は違いますが、エンジニアで身につけた技術的な専門知識は、技術を踏まえた説明や提案として営業でも活かせるでしょう。

 業界知識だけでなく、現職で身につけた知識やスキルが活かせる職種を選ぶと、転職を進めやすくなります

 転職活動をするタイミングによっては、募集が出ていない場合もあります。また、転職しても給与が落ちる可能性は大です。しかし、社内異動ならば、転職活動をしなくても移れる可能性もありますし、基本的には給与はダウンしません。もし社内異動で希望が叶いそうならば検討してみましょう。

業界未経験・職種未経験

業界未経験・職種未経験の仕事にキャリアチェンジをした人

 職種も業界も未経験の場所に行くと、これまで身につけた経験やスキルを活かす部分はありますが、全てのスキルが活かせるわけではありません。周囲に追いついて業務をこなしていくには、新しくスキルの身につけていくなどの努力が必要です。

 基本的に、スキルや経験の評価が給与に現れます。そのため、未経験の職種や業界に行くと、給与が下がる可能性が高いと言えます。

 一般的に、企業は知識を吸収し柔軟性をもって動ける人材を採用したいという思いがあります。そのため、未経験者可・ポテンシャル採用の求人は、20代向けのものがほとんどです。完全未経験の職種・業界にキャリアチェンジしたいという人は、早めに行動するのがおすすめです

「業界未経験・職種未経験」の人におすすめの転職エージェント・転職サイト
「業界未経験・職種未経験」の注意点
  • 憧れやイメージだけで仕事を選ばない

 「業界未経験・職種未経験」の場合、業界や職種のイメージが掴みにくく、イメージで選んでしまいがちです。憧れの気持ちや勝手なイメージで仕事を選んでしまうと、入社後に「思っていたのと違う」となってしまうでしょう。そうならないためにも、しっかりと職種や業界、企業についてリサーチすることが大切です。

 情報を収集するには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。目指す業界・職種に向けて、どのように自分をアピールすればいいかもアドバイスしてもらえます。ぜひ利用してみましょう。

 なお、就業経験がない場合にも、転職エージェントがおすすめです。就業経験がない人向けのサービスを活用すると、きっと力になってくれます。就業経験がない人に特化したサービスは「」で紹介しています。

キャリアチェンジにおすすめの転職エージェント・転職サイト10選

ウズカレIT

ウズカレIT SE・プログラマー・インフラエンジニア志望 IT未経験就職を目指すなら専門的な就業サポート! ウズカレIT

転職エージェント 就業サポート 20代向け IT案件に強い

ポイント
  • 未経験からITエンジニアを目指せる
  • 20代に特化して、第二新卒・短期離職・既卒・フリーター・就職浪人など幅広い経歴の人をサポート
  • 高評価のIT学習動画でITスキルが学べる
  • 紹介する企業は、厳しい審査基準でブラック企業を排除
  • 選考企業ごとにカスタマイズされた面接対策を受けられる
  • すべて無料で利用できる

 は、経歴関係なく未経験からITエンジニアを目指せる、20代特化型のサービスです。求人紹介や面接対策だけでなく、高評価のIT学習動画や、講師による学習サポート(希望者のみ)で、転職・就職活動をしながらITスキルを身につけられます。

 徹底的なキャリアカウンセリングや企業ごとに約1時間の面接対策など、転職活動をしっかりとサポート。紹介する求人も厳しい基準でブラック企業を排除しているので、定着率も高いのが魅力的です。未経験からIT転職を考える人におすすめのサービスです。

運営会社

株式会社ウズウズ

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
  • 給与や条件の交渉代行
  • 入社後のサポート
  • 豊富な動画コンテンツ
求人数

非公開

拠点

東京、大阪、北海道

doda

dodaトップページ おかげ様で顧客満足度No.1!

転職エージェント 全年代向け 幅広い業種・職種あり 総合型

ポイント
  • 大手企業や優良企業を中心とした求人がある
  • キャリアアドバイザーに希望や適性にあった求人を紹介してもらえる
  • 履歴書や職務経歴書についてアドバイスしてもらえる
  • 自分で求人を探して、直接応募もできる
  • 日本全国どこに住んでいても使える
  • 完全無料で使える

 は、大手企業や優良企業を中心に、中小企業やベンチャー企業まで幅広く求人を取りそろえている転職エージェントです。転職サイトの機能もあり、自分の希望や適性にあった求人を紹介してもらえるだけでなく、自ら求人を検索して探すことができます。

 まずは自分で求人を探して、必要に応じてコーディネーターのサポートを受けるといった使い方もできます。転職エージェントを使うか悩んでいる人にもぴったりのサービスです。

運営会社

パーソルキャリア株式会社

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • スカウトメールサービス
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 求人紹介
  • 求人検索
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
  • 企業への応募者推薦
  • 給与や条件の交渉代行
  • 入社後のサポート
  • 企業ブロック
求人数

24万件以上(2024年4月時点)

拠点

東京、北海道、宮城、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡、鹿児島

ブライダルビズ

全体の9割が未経験から転職成功!!ブライダル業界への転職はブライダルビズ

転職エージェント 20代向け ブライダル案件に強い 東名阪の案件に強い

ポイント
  • ブライダル業界に特化した転職エージェント
  • ホテルからブライダルサロンまで、ブライダルに関わる求人を取り扱い
  • 求人サイトに掲載されない優良非公開求人が多数あり
  • ブライダル業界に精通する専任キャリアアドバイザーがサポート
  • 企業に応じて面接にキャリアアドバイザーが同行してフォロー
  • 完全無料で利用できる

 は、ブライダル業界特化型の転職エージェントです。ブライダル業界に精通した、あなた専任のキャリアアドバイザーが、求人の紹介、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策などをサポート。希望者には2時間かけて面接対策をし、面接にはキャリアアドバイザーが同行してフォローするなどの手厚いサポートで、未経験からでもブライダル業界への転職が目指せます

 取り扱う求人は、結婚式場、ドレスショップ、ブライダルサロンなど、ブライダルに関連するものを広く取り扱い。ブライダル大手の8割以上の企業と提携しているので、求人サイトでは見つけられない好待遇求人や土日休みを希望できるプレミアム求人など、優良求人を多数取り扱っています。実際の働き方やキャリアアップについても解説してもらえるので、納得して転職活動ができます。

運営会社

株式会社ブルークレール

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
  • 企業への応募者推薦
  • 給与や条件の交渉代行
  • 入社後のサポート
  • 転職活動をサポートする豊富な読み物コンテンツ
求人数

5,000件以上

拠点

東京

スタラボ

給料もらって学ぶ 未経験からのITエンジニア転職 スタラボ

転職エージェント 転職サイト 20代向け 未経験者向け ITエンジニア案件に強い

ポイント
  • 未経験からITエンジニア職が目指せる
  • コンシェルジュがオーダーメイドの転職サポート
  • 最短1か月で内定獲得が目指せる
  • 希望や特性に合ったエンジニアになれるようサポート
  • スキルアップ、応募書類の添削、面接対策をアシスト
  • 完全無料で利用できる

 は、未経験からITエンジニアへの転職が目指せる転職エージェントです。あなたの夢や目標から、個別対応のコンシェルジュがエンジニアになれるようサポート。履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接から、自信をもって転職活動ができるように環境を整えてくれます。

 プログラミングの知識がなくても大丈夫。未経験でも転職できる会社を、は紹介してくれます。目指せるエンジニアも、あなたの希望や適性に合わせてくれるので安心です。転職活動がスムーズに進むようにサポートしてくれて、内定まで最短1か月で目指せるので、スピーディーに新しいキャリアにチャレンジできます。

運営会社

株式会社スタラボプラス

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
  • 企業への応募者推薦
求人数

非公開

拠点

東京

テックゲート転職

WEB開発会社でもある弊社アドバイザーが 貴方の未経験エンジニア転職をフルサポート 本気の若手未経験のITエンジニア転職 テックゲート転職

転職エージェント 20代向け 30代向け ITエンジニア案件に強い

ポイント
  • 未経験からITエンジニア転職が目指せる
  • WEB開発会社が運営するから業界に精通している
  • エンジニアのスキルが身につきやすいIT企業を紹介
  • あなたのライフプランを踏まえてサポート
  • 企業担当者に希望を交渉してもらえる
  • 完全無料で利用できる

 は、WEB開発会社が運営する転職エージェント。未経験者のエンジニア転職に特化したサービスです。個別相談で話したライフプランをもとに企業を紹介してくれるので、「思っていたのと違う」といった事態になりにくく、転職後の定着率は90%を超えています。紹介してもらえる企業は、いずれもスキルの身につくIT企業です。

 未経験での転職は、企業の意見や希望を受け入れることになりがちです。は、あなたの希望を聞いて、企業担当者との間に入って交渉してくれるので、企業の一方的な転職になりにくくなっています。入社後は、働きながら基礎を覚える修行期間。その後、エンジニアとして独り立ちをし、さまざまなプロジェクトに携わるようなキャリアが目指せます。

運営会社

株式会社セルバ

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
  • 企業への応募者推薦
  • 給与や条件の交渉代行
求人数

非公開

拠点

東京、大阪

レバウェル介護

プロの徹底サポートで、後悔しない転職を。レバウェル介護

転職エージェント 全年代向け 介護案件に強い

ポイント
  • 介護業界に特化した転職エージェント
  • 未経験・無資格でもOK。医療・介護業界のネットワークから希望求人を紹介
  • 求人を自分で検索できる
  • 介護業界に精通したアドバイザーが転職活動をサポート
  • 自分では言いづらい待遇交渉も代行
  • 完全無料で利用できる

 は、介護業界に特化した転職支援サービス。業界に特化したアドバイザーが、あなたの希望や経験を聞いて、求人案件を紹介してくれます。施設内の人間関係や雰囲気、評判や有休消化率など、求人票から知ることが難しい情報も聞けます。さらに、今後のキャリアについてのアドバイス・過去事例などを紹介してくれます。

 面接は事前に対策してくれる上、同行してフォローしてもらえます。自分で言い出しづらい待遇交渉も、アドバイザーが代行してくれるので、がまんしない転職が目指せます。また、入社後のキャリア相談などアフターフォローも丁寧にサポートしてくれるので安心です。未経験・無資格の人向けの求人や派遣登録案件も、医療・介護業界のネットワークから希望にあった求人を探して紹介してもらえます。

運営会社

レバレジーズ株式会社

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • 求人紹介
  • 求人検索
  • 求人のキープ機能
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
  • 企業への応募者推薦
  • 給与や条件の交渉代行
  • 入社後のサポート
  • 転職活動をサポートする豊富な読み物コンテンツ
求人数

17万件以上(2024年4月時点)

拠点

東京、北海道、宮城、茨城、千葉、埼玉、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、広島、福岡

転職メガホン

運ぶ×建てる×造る人たちを応援!物流・建設・製造業かい専門の求人サイト 転職メガホン

転職エージェント 転職サイト 全年代向け 物流案件に強い 建設案件に強い 製造案件に強い

ポイント
  • 職種、エリア、こだわり条件、キーワードなどで求人票を検索できる
  • 求職者目線で作った分かりやすい求人票
  • どの転職サイトにも載っていない非公開求人も多数取り扱っている
  • 専門のキャリアアドバイザーが面接や書類作成をサポート
  • 応募から内定まで最短1週間程度で転職可能
  • 紹介実績のうち、約6割が業界未経験からの転職
  • 完全無料で利用できる

 は、物流・建設・製造に特化した求人サイトです。勤務地、職種、雇用形態、こだわり条件などから、求人を検索できます。求人票は、企業に求職者目線でヒアリングして作成。業界に精通したキャリアアドバイザーがいるからこその分かりやすい内容です。

 さらに、キャリアアドバイザーはあなたの転職活動をサポートしてくれます。どの求人サイトにも載っていない非公開求人を紹介してくれたり、履歴書作成や面接対策、面接の日程調整まで対応してもらえます。選考のコツやポイントも教えてもらえるので、業界未経験からの転職も目指せます。また、転職時期が決まっていなくても相談に乗ってもらえるので、まずは無料相談をしてみるのがおすすめです。

運営会社

Route4株式会社

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 求人紹介
  • 求人検索
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
  • 給与や条件の交渉代行
求人数

非公開

拠点

東京

フミダス飲食

飲食業界出身のエージェントが専属担当に!飲食業界から未経験の業界への転職をサポート フミダス飲食

転職エージェント 20代向け 飲食業界経験者向け

ポイント
  • 飲食店業界で働いたことのある人が、あなたの専属アドバイザーに
  • 転職ノウハウで応募書類や面接の対策をサポート
  • 未経験から挑戦できる求人を多数取り扱い
  • 初回面談から最短1週間後に就業ができる求人もあり
  • WEBや電話を使って、スキマ時間で転職相談ができる
  • 完全無料で利用できる

 は、飲食業界から他業界への転職を目指す人向けの転職エージェントです。あなたの担当は、飲食店業界で働いた経験のあるアドバイザー。飲食業界での経験をフルにアピールできる履歴書や職務経歴書の添削や、企業ごとにカスタマイズされた無制限の面接対策など、ときに実体験をもとに寄り添って、ときに転職ノウハウを活かして、転職活動をサポートしてくれます。

 取り扱う求人は未経験から挑戦できる異業種。業界や職種の経験がなくても、これまで身につけた飲食店での経験を活かして、すぐに活躍できる求人を紹介してもらえます。WEBや電話から転職相談に乗ってもらえるので、まとまった時間がとれなくれもスキマ時間でプロに相談できます。サポートは完全無料なので、別業界にチャレンジしたい飲食業界の人は、公式サイトから相談してみましょう。

運営会社

株式会社Atip

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
求人数

約4000件(2024年4月時点)

拠点

東京

フミダス転職

あなたと同じ業界出身のキャリアコンサルタントが専属担当になる!フミダス転職サポート

転職エージェント 20代向け 30代向け

ポイント
  • 同じ業界出身のキャリアコンサルタントがサポート
  • 徹底した書類添削で面接に進む履歴書に
  • 企業ごとにカスタマイズされた面接対策
  • WEBや電話でスキマ時間に転職相談
  • 経験や考えをヒアリングして、あなたの強みを引き出す
  • 完全無料で利用できる

 は、あなたと同じ業界出身の専属アドバイザーがサポートしてくれる転職エージェントです。同じ業界の経験者として同じ目線でキャリアの相談に乗ってもらえ、ときには転職のプロとしての視点から提案をしてもらえます。転職相談はWEBや電話で対応。スキマ時間に相談ができるから、忙しくても転職活動を始められます。

 紹介してもらえる求人は、今ある就業経験を活かしてすぐに活躍できる案件。たとえ応募先の業界や職種の勤務経験がなくても、あなたの強みや魅力が伝わるように履歴書・職務経歴書を添削するので安心です。企業ごとにカスタマイズされた面接対策も、希望に合わせて無制限で受けられるので、自信をもって選考に臨めます。

運営会社

株式会社Atip

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
求人数

約4000件(2024年4月時点)

拠点

東京

ENたま

いつまでも、たまごのままじゃいられない!ENgineerを目指す、たまごのための転職支援サービス ENたま

転職エージェント 20代向け 30代向け ITエンジニア案件に強い

ポイント
  • 未経験からITエンジニアになりたい人向けの転職エージェント
  • ITエンジニアとしての最適なキャリアを提案してもらえる
  • 元IT人事経験者の目線からサポート
  • 転職活動中にエンジニアの勉強が無料でできる
  • 求人選定、書類添削、日程調整、条件交渉など、面倒な手続きを代行
  • 完全無料で利用できる

 は、未経験からITエンジニアを目指す人向けの転職エージェント。ITエンジニア専門のサービスだから、情報は充実。求人票だけでは分かりにくい社内の雰囲気や働き方、転職市場まで教えてもらえます。さらに、スタッフは全員元IT人事経験者。未経験ITエンジニア採用をしたことのある人の目線から、書類や面接の対策をしてもらえます

 取り扱っている求人は、未経験OKで研修制度が充実している企業。完全未経験で内定を獲得する秘訣は、カウンセリングで教えてもらえるので、未経験でも問題ありません。さらに、エンジニア経験20年以上のベテラン講師が作った、未経験者向けの教材を無料で使えます。利用者限定の、40万円相当のカリキュラムでプログラミングなど学べるので、安心して転職できます。

運営会社

エンキャリア株式会社

主なサービス
  • 個別面談・カウンセリング
  • キャリアプランの提案
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削・作成サポート
  • 面接の日程調整
  • 面接対策
  • 給与や条件の交渉代行
求人数

非公開

拠点

東京

キャリアチェンジを成功させるために必要なこと

異業種転職に成功した人

 キャリアチェンジを成功させるには、どのように進めていけばいいのでしょうか。それには、いきなり転職活動を始めるのではなく、しっかりと準備をすることが大切です。

キャリアチェンジの流れ

STEP
キャリアプランを明確にする
キャリアプランを考えている人

 これからどうなりたいのか、将来的にどんなことをやっていきたいのかを書き出してみましょう。そのために必要なスキルや経験を考えると、就くべき職種・業界が見えてきます。ほかにも、「キャリアの方向性」と「失敗したときの対応法」は決めておきましょう

 キャリアの方向性とは、「職種と業界の両方が未経験の場所に行くのか」「業界だけ変えるのか」「職種だけ変えるのか」にあたります。どの方向性を選ぶかによって、転職活動で注意するポイントが変わってきます。

 キャリアの方向性が決まれば、キャリアチェンジの方法もある程度固まってくるでしょう。「業界経験あり・職種未経験」のものを目指す場合には、社内異動という選択肢もあります。しかし、「業界未経験」の場所に行きたいと思った場合には、転職がメインとなるでしょう。

 また、キャリアチェンジに失敗したらどうするのかを、あらかじめ考えておきましょう。特に、転職で業界も職種も未経験の場所を目指す場合、一般的な転職と比較してハードルは高いと言えます。「失敗したら、今と同じ職種にして、業界だけ変えよう」「3月までに決まらなかったら、現職で働き続けよう」など、プランがいつまでに失敗してしまったら、どうするのかを考えておきましょう。

 もし1人で考えるのが難しい場合には、キャリア相談を利用するのも1つの方法です。キャリア相談を受ければ、漠然としたキャリアや生き方に対する不安を整理してくれ、客観的な視点から意見を出してくれます

STEP
自分自身のスキルの棚卸し
自分のスキルを書き出して棚卸ししている人

 選考では、経験者が優先され、未経験者は不利になる可能性が高いと言えます。しかし未経験者でも、これまで身につけたスキル・経験・知識などがどう活かせるのかを分かりやすく伝えられれば、経験者にも負けないくらい大きなアピールになります。

 そのためには、まずキャリアチェンジ先で求められるスキル・知識・経験は何かを考えて、自分のスキルの棚卸をします。そうすれば、キャリアチェンジ先での自分の強みが見えてきます。

 まずは、自分が持つスキルを書き出してみましょう。スキルとは資格だけではありません。これまでの業務で身につけてきた知識や技術や、問題解決力やコミュニケーション力といった対人スキルも含まれます。そのようなビジネスシーンで使うスキルのことを、とくに「ビジネススキル」と呼びます。ビジネススキルの例や概要については「」で解説しています。

 自分の持っているスキルを考えるには、これまでに達成したことを思い浮かべてみましょう。そのときに役立ったスキルを書き出していくと、考えやすくなります。なお、スキルの棚卸しは通常の転職活動でも必要な工程です。「」で、スキルの棚卸しをする詳しい方法を紹介しています。

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企業や職種をリサーチする
企業・業界・職種をリサーチしている人

 業界についてイメージだけで転職活動を進めると、なかなか内定には結び付きません。もし入社できたとしても「思っていたのと違う」とギャップを感じてしまうかもしれません。転職したい業界については、事前に調べておきましょう。

 業界や職種、企業についてリサーチすれば、どういった人材が求められているのかが分かり、自分のどの部分がアピールになるのかが見えてきます

 相手を納得させられる自己アピールができるようになるためにも、希望の職種・業界・企業をしっかりと調べ、どのように自分のスキルが活かせるのかを把握しましょう。もし、必要なのに持っていないスキル・経験がある場合には、勉強をして身につけるように努力しましょう。

調べるポイント
  • サービス内容
  • 利用する人
  • 業務内容
  • 想定されるキャリアプラン
  • 業界全体の将来性
  • 業界の最新ニュース
  • 主要企業
STEP
志望動機や自己アピールを考える
志望動機や自己アピールを考えている人

 どんな業界や職種にキャリアチェンジしたいかを決めたら、キャリアチェンジに向けて行動しましょう。

 社内異動の場合、会社の制度を確認して希望を伝えましょう。転職活動の場合は、転職エージェントに登録するなどして、転職準備を進めていきます。なお、転職活動のスケジュールの立て方などは「」で紹介しています。

 そのときに重要になるのが、志望動機と自己PRです。いずれも事前に考えて準備しておきましょう。

納得させられる志望動機を考える

 「今の仕事がイヤだから」と新しい環境を求めてキャリアチェンジをしようとすると、なかなか選考を通過できません。どうしても転職理由や志望動機がぼんやりとしてしまうからです。

 企業はあなたが「なぜ異職種・異業界から応募をするのか?」が気になっています。そのため、志望動機や転職理由を深く聞かれる傾向があります。意欲をしっかり伝えるためにも、「どうしてキャリアチェンジしたいのか」「キャリアチェンジをして、どのように働いていきたいのか」を、自分のキャリアプランやエピソードを交えながら答えられるようになっておきましょう。

企業を納得させられる志望動機にするポイント
  • キャリアプランと矛盾がないか
  • キャリアチェンジ先と矛盾がないか
  • 具体的なエピソードを交える
  • 相手の気持ちになって再確認する

熱意が伝わる自己PRを考える

 転職の場合は、業界用語や専門用語を使わずにわかりやすく伝える練習をしましょう。キャリアチェンジの転職では、これまで当たり前に使ってきた用語が伝わらない可能性があります。なるべく簡単な言葉で伝えられるようになりましょう。

 求められる専門性を身につけておけば、社内異動でも転職活動でも大きなアピールになります。資格を取得する、取得に向けて勉強するなどするといいでしょう

 なお、転職に向けてスキルを身につけられるスクールがあります。なかには、転職のサポートをしてもらえるものもあります。詳しいサービス紹介は選び方については「」で解説しています。

キャリアチェンジ転職の注意点

在職中に転職活動をする

 異業種への転職は、同業種への転職と比べると時間がかかる可能性があります。もし転職活動をするために今の仕事を辞めてしまうと、次の会社が決まるまで期間が空いてしまうかもしれません。

 無職の期間が長くなればなるほど、転職先の印象が悪くなる可能性もあります。「仕事が決まらないから」と、目的とは違う仕事に就かないとならなくなるかもしれません。そのような事態を避けるためにも、今の仕事をつづけながら転職活動をしましょう。

 もし辞めてから転職したいという場合には、「3月末までに決まらなかったら、業界・職種ともに経験ある場所に転職する」といった、妥協点やタイムリミットを設定することが大切です。

転職の条件を緩くする

 キャリアチェンジ先の条件をこだわりすぎた結果、条件を満たす求人案件がなく、キャリアチェンジが長引いてしまう場合もあります。新しい経験を求めるのであれば、給与だけでなく企業の規模や勤務地といった条件を緩くして、キャリアチェンジ先を幅広く探すようにしましょう。

一旦別の仕事に転職する方法もある

 自分のキャリアを棚卸すると、希望の仕事に就くには専門知識やスキルが足りないという場合もあるでしょう。そんな時はキャリアチェンジ自体を諦めるのではなく、一旦他の仕事に転職して知識やスキルを身につけ、その上で希望の業界・職種に転職するという方法もあります。

 時間はかかりますが、着実に経験を重ねることで、希望の職種に転職することができます。

一貫性を持ったキャリアを伝える

 転職回数が多いと「うちに転職しても、すぐに辞めてしまうのでは」と不安感を持たれるケースもあります。説得するためには、これまでの転職には一貫性があり、転職の度に自分の希望を叶えてきたことを説明できるようにしましょう。そうすれば、熱意に溢れる人、物事を達成できる人と、プラスの評価に結び付きます。

キャリアチェンジするときのQ&A

面接ではどんな質問をされますか?

キャリアチェンジの理由や、これまでやこれからをどう考えているのかを聞かれます。

 企業は入社後すぐに辞めてしまわないか気になっています。とくにキャリアチェンジは「思っていたのと違った」と思われる可能性があるので、どんなことを考えてキャリアチェンジをするのかを深く聞かれます。
・なぜ今キャリアチェンジをするのか
・なぜこの業界を選んだのか
・キャリアチェンジして将来どうなりたいのか
・これまでの経験やスキルをどう活かすのか
以上の質問は、答えられるように準備しておきましょう。

キャリアチェンジ先で活かせるスキルを持っていないのですが

ポータブルスキルを探したり、勉強をしてスキルや経験を身につけたりしましょう。

 キャリアチェンジ先で活かせるスキルは、専門知識だけではありません。どの業界・職種でも使えるようなスキルもあります。
 コミュニケーション能力やロジカルシンキング、分析力などは、その筆頭です。そのようなどの企業でも使えるスキルを持っていないか、キャリアチェンジ先で活かせないか考えてみましょう。なお、ビジネスで使えるスキルについては「」で紹介しています。
 また、勉強でスキルを身につけることも検討しましょう。スクールでスキルを身につけて、そのスキルを活かした転職をサポートしてくれるスクールもあります。そのようなスクールは「」で紹介しています。

資格はあった方がいいですか?

あるといいですが、応募要項に書かれていなければ必須ではありません。

 キャリアチェンジ先で使える資格は、能力や熱意の証明になります。とくに社内異動では資格を持っていれば、人員補充時に候補として挙がりやすくなるでしょう。
 しかし、応募要項に書かれていなければ必須というわけではありません。資格がないからとキャリアチェンジ先を絞るのではなく、応募してみるといいでしょう。

キャリアチェンジで転職しやすい会社は、どんなところですか?

新規事業に取り組む会社や急成長中の会社、成長中の業界などは転職しやすいと言えます。

 新規事業に取り組む会社や急成長中の会社は、異業種・異職種の経験を求めていることが多く、キャリアチェンジで転職しやすいと言えます。
 また、成長中の業界は、業界の経験者が少ないので、キャリアチェンジで転職しやすいと言えます。

キャリアチェンジ転職を目指すときに、現職で気を付けることはありますか?

スムーズに退職できるように準備をしておきましょう。

 転職が決まっても、退職に手間取ってしまっては、次の環境に移れません。退職の意思を伝えるのは、転職が決まってからで構いませんが、業務がスムーズに引き継げるように整えるなど、準備を進めておきましょう。退職の進め方は「」の記事で紹介しています。
 なお、退職させてもらえない場合や、退職すると言いづらい場合には、退職代行サービスを使うのも1つの方法です。安心して使える退職代行サービスや、サービスの詳細は「」の記事で紹介しています。

研究職からライターへキャリアチェンジした体験談

キャリアチェンジの体験談を話す人

 当社にも、キャリアチェンジを果たした人がいるので話を聞いてみました。キャリアチェンジを目指すからこそ、気を付けたポイントもあったそうです。

転職前大学院で文学研究
転職後株式会社デジタルボックスのライターとして、オウンドメディアを運用
最終学歴青山学院大学大学院 文学研究科 博士課程中退
転職時の年齢35歳
転職活動期間2か月
キャリアチェンジを考えたきっかけは?

現職では叶えられない働き方をしたいと思ったことがきっかけです。

 大学で研究活動をしていました。とてもやりがいのあったのですが、一点を深掘りするという特性から、特に人間関係が閉鎖的になりがちで、成果物もごく限られた範囲でしか活用されないのが当たり前という業界でした。
 日に日に「いろんな人と携わりながら、何かを作り上げることをしたい」「何かを良くする仕事をしたい」という思いが強くなって、キャリアチェンジを決意しました。

どのようにキャリアチェンジ先を決めたのですか?

自分ができることとやりたいことを明確にして、それが叶えられる職種を考えました。

 自分ができることは研究してきた文学知識を活かすことと、文章を書くことだと考えました。元々、文章力を活かして働いてみたいと考えていたこともあり、いろいろと調べていく中で、自分の経験を活かして希望が叶えられるのは「ライター」の仕事だと思いました。

キャリアチェンジを目指すにあたって準備したことは?

キャリアチェンジに失敗した時の生き方です。

 「今年の春に決まらなかったら、キャリアチェンジは諦めよう」と考えていました。私の場合は、キャリアチェンジをするために長い時間をかけて活動しようとは思っていませんでした。
 これまでいた環境が一般企業と関わることの少ない、少し特殊だったこともあり、決めた期間の中でキャリアチェンジできなければ、長い時間をかけても意味がないだろうと考えていました。なので、活動期間を4か月と決めて、決まらなければ研究職を突き詰めていこうと。
 幸いにも研究関連の仕事で声をかけてもらっていたので、もしキャリアチェンジができていなくても春以降の生活がイメージできていました。だからこそ、焦ることなく転職活動ができたんじゃないかな。

キャリアチェンジにあたって、どのようなサービスを使いましたか?

転職サイトを使いました。

 大学院の先輩は、ほぼ全員が研究職か教職に就いていました。大学卒業後に一般企業へ就職した友人の中には、転職した人もいましたが、研究の世界にいた私とは状況が違う気がしました。なので、誰かに相談するよりも、自分で調べていくしかないなと思って、まずは転職サイトに登録しました。
 他にも自分に合った方法やサービスがあれば使うつもりでしたが、理系院生と違って文系院生の就活情報は調べてもなかなか出てこない。当時は、転職エージェントは私のような未経験者に対応してくれるとは思っていなくて。結局、使ったのは転職サイトのみです。確か4社のサイトで、毎日「職種」「勤務地」「キーワード」などで検索していました。

どのようなポイントに気を付けて、企業の情報を集めましたか?

できる限り働く人の人となりや企業文化まで知りたいと思って情報を集めました。

 コーポレーションサイトはもちろん見に行きました。どういったことを行う企業なのか、どういったサービスを取り扱っているのか、経営理念はどういったものか、どんな活動を行っているのか、そういったどんな企業なのかをまずは知りたいと思って見ました。
 ただ、どんな人が求められるのか、その人たちがどのように働いているのかをしっかり知りたいと思っていました。なので、企業が運営するSNSを見ました。でも、SNSを運営しているところ自体少なかったかな。今思えば、採用のアカウントや人事のアカウントなども、見てもよかったのかもしれません。
 結局、コーポレーションサイトやSNSの情報から、応募をやめた企業はありませんでした。マイナスの印象を持ったところがなく、どこもここで働けたら面白いだろうなと思えたので。情報を得ることで、応募先企業に興味を持って選考に臨めたと思います。

応募するにあたっての条件は、どのようなものでしたか?

自分のスキルを活かして、現職ではできない働き方をしたいという希望が叶えられる職場、が条件でした。

 むしろ、その他の条件はあまり気にせずに応募していました。
 例えば、年収や休日などの待遇面は、改善したい絶対のポイントではありませんでした。未経験者で社会人経験も同年代と比べて少ないこともあり、新卒と同等くらいで構わないと思って応募していました。
 希望勤務地も、できれば自宅から1時間半までの場所がいいけれど、そうでない求人にも応募していました。

応募にあたって気を付けたことは何ですか?

志望する職種とこれまでの経験の一貫性を、分かりやすく書こうとしました。

 全くの異職種・異業界なので、自分の経験がどう活かせるのかを重点的に書くようにしました。私の場合は研究職からライターを目指したので、文章を書いてきた経験をプッシュしました。なので、職務経歴書に「執筆論文」欄と「寄稿書籍」欄を作りました。
 逆に、あまり活かせない経験は書かなくてもいいかと思い、研究発表経験などは書きませんでした。

面接で注意したことは何ですか?

ミスマッチが起きないように、どのような企業なのか把握しようと気を付けました

 企業の情報は調べられるだけ調べたので、その上で分からないこと――例えば、チームの雰囲気や企業の文化などは知りたいと思っていました。どんな風に働いているのか、未経験から働くとしたらどういったことを行えばいいのか、ここで長く働き続けられそうか、などを確認しようと思って臨みました。
 なので、入社した後でしっかりと関わることになる人と直接会ってお話できたことはありがたかったです。業務内容や働く環境、チームの雰囲気などについて詳しい話が聞けたので。
 課題点も正直に言ってくれる企業もありました。隠さずに伝えてくれている気がしたのと、マイナス部分も「△△は課題だと思っていて、〇〇によって改善に取り組んでいる」と言われたら、改善しようと動く企業なんだと知れました。

面接ではどのような質問をされましたか?

キャリアチェンジに至るこれまで・今・これからについて聞かれました。

 これまで身につけてきた経験やスキル、今キャリアチェンジをする理由と、今後、経験をどう活かすのか、どうなっていきたいのかは、ほぼ必ず聞かれました。

入社する1社を決めるときのポイントは何ですか。

希望が叶うだけでなく、何年先でもやりがいを持って働けると思えるか、を大切にしました。

 自分の中の希望、私の場合だと「何かを良くする仕事をしたい」ですが、それを一番「やりがいを持ってできそう」な気がしたのが決め手です。また、それが一時的ではなく、1年後も5年後もそうだろうと思えたことが大きかったかな。
 面接でいいなと思った企業はいずれも、求職者を吟味しているというよりも対話をしてくれた気がしました。当社の場合は、どういったキャリアパスがあるのかを簡単に説明した上で、現段階ではどういうことに興味があるのかを聞いてくれました。また、未経験から始めている人が、どのように働いているのかという例を出して、私の希望を確認してもらえました。
 そんな風に入社後に私自身がどうなれるのかという話をしっかりとしてもらったことで、ここならばしっかりと働けて成長していけそうだと感じたので決めました。

キャリアチェンジとは

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