ICT技術の向上によって蓄積や分析が可能となった、膨大なデジタルデータのこと。
ビッグデータを活用して、商品の入荷数を調整する。
従来、多くのデータが管理しきれず見過ごされてきた。量が膨大なもの、音声や動画など種類や形式が非定型のもの、頻度が非固定のもの、リアルタイム性のあるものなどは活用できなかったのである。しかし、技術革新によってそういったデータも記録し解析できるようになった。
ビッグデータには、社会やビジネスに有用な情報の獲得や、新たな仕組みを生み出す可能性があるとされる。多くの分野で活用が進み、ビッグデータを基に意思決定・将来予測・事象分析などが行われている。
- メリット
新規ビジネスや施策などを見つける手がかりになる
人の力だけでは分からない課題やリスクの発見に繋がる
瞬時にデータの更新・分析が行われるため、検証結果のリアルタイム性が高い
精度の高い検証が可能になる
- デメリット
匿名データでも個人が特定できる
法規制の厳重化により、活用の幅が狭まる可能性がある
データの質にばらつきがあるため、抽出データを活用するには加工が必要
- 似た言葉
オープンデータ