インターネットやDVDなどの情報技術を利用して提供される教材。または、それを利用した学習方法。
通勤時間にeラーニングで資格取得の勉強をした
語源は英語の「electronic」(電子の)+「learning」(学習)。受講者はパソコンやモバイル端末などを使い、テキストや静止画、動画などを視聴して学習する。講師のいる場所に集合する必要がなく、インターネットや端末などの環境が整っていれば好きな場所で受講ができる。
全ての学びをeラーニングでまかなうのではなく、従来行われてきた集合研修などと合わせて活用する「ブレンディッド・ラーニング」や、隙間時間を利用して学習する「マイクロラーニング」などの学習形態がある。また、近年では、用意された事例ごとに対応策を考えるなど体験することで学習するものや、遊びの要素を取り込んだものなど、eラーニングの内容も幅広くなっている。感染症の流行でビジネスのオンライン化が進む中、人材育成にeラーニングを用いる企業は増加している。
- 受講者のメリット
時間や場所を選ばず、好きなタイミングで学習できる
教材を繰り返し見ながら学ぶことができる
- 提供者のメリット
講師に左右されないため、教育の質が一定になる
遠隔地の研修でも交通費や宿泊費などがかからない
受講者の学習状況を数値化・定量化でき、一元管理が行える
インターネットで配信する教材であれば、教材内容の改変が簡単で、最新の学習教材を取り入れやすい
- 受講者のデメリット
受講者のモチベーションに依存するため、やる気が無ければ進まない
講師と受講者でコミュニケーションができず、質問などがすぐにできない
インターネット環境がないと学習機会が制限される
- 提供者のデメリット
画面上での学習となるため、実技が伴う教育には向かない
学習教材を作成する手間やコストがかかる
- 似た言葉
オンライン研修
LMS