業務の知識や方法が、特定の担当者にしかわからない状態。
ついに、わが社も業務の属人化の解消に乗り出した。
担当者以外に業務のスキルや知識が引き継がれていない状況のことを言う。担当者がいれば業務は進められるが、不在になると業務が滞ってしまう。長期的な視点で見た場合には、業務の停滞による経営リスクが起こりうる。
業務の属人化は、業務内容が専門的で高度な場合に発生しやすい。また、人手や時間の不足により、業務に関する情報が十分に共有されない場合に陥りがちである。業務の見える化や業務の標準化によって、解消・予防することが大切である。
- メリット
特定の従業員の高い技術や才能を生かせる
担当者がその業務のスペシャリストになる
- デメリット
担当者がいなければ業務が滞るため、休みづらい職場となる
新たな方法やアイディアが出にくく、業務品質低下に繋がる
スキルが引き継がれず、組織全体がスキルアップしない
担当者の退職・異動により、積み重ねられたスキルや知識が消える可能性がある
監視が行き届かず、ミスや不正が起きやすい
適正な業務評価ができない
- 似た言葉
業務のブラックボックス化