インターネットを通じて、ソフトウェアなどをサービスとして提供・利用する形態のこと。また、その仕組み。クラウド・コンピューティング。
撮影した写真をクラウドに保存して、参加者全員と共有した。
パソコンのローカルやハードディスクなどのストレージや、パソコンにインストールして使用していた電子メールなどが、クラウドに置き換わりつつある。利用者はパソコンなどの端末を操作することに変わりないが、社内のデータやパソコン内のソフトウェアを利用しているのではなく、クラウド上のデータやソフトウェアを利用していることになる。その内容は多種多様であり、資料の保管やシステムの構築などでも利用される。近年は個人だけでなく企業においても積極的に活用されている。
この仕組みを用いて提供されるサービスが「クラウドサービス」である。また、クラウド上にデータを移行して運用することを「クラウド化」と呼ぶ。
- メリット
インフラやソフトウェアを持たなくてもいい
導入費用をかけずに多くのサービスが利用できる
場所や端末に縛られず、いつでもどこでも利用できる
メンテナンスが不要
- デメリット
サービスのカスタマイズ性に乏しい
オンラインでないとサービスが受けられない
サービス停止の可能性がある
セキュリティリスクはサービスに依存する
- 似た言葉
ユビキタス
オンラインストレージ
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