複数の業務をこなすスキルを持った人を育成すること。マルチスキル化。
多能工化を進めて、業務の属人化を解消した。
人材育成手法の1つ。複数の業務を担当できる知識や技術を教育することで、特定の人にしかできない業務を無くす。主に製造業で取り入れられてきたが、人材不足が進む現在では、さまざまな業種で取り入れられている。多能工の対義語は、1人が1つの業務を遂行する「単能工」。
- メリット
業務量が多い場所に人材を配置できるため、業務の負荷が均等になる
その場にいる人員で対応できるようになり、生産性が向上する
お互いをフォローする体制・風土が生まれ、結束力が向上する
休暇を取得しやすくなり、働き方改革に繋がる
不測の事態や時代の変化にも対応しやすくなる
- デメリット
複数の業務を身につけるため、育成に時間がかかる
複数の業務を行った場合の評価が難しく、評価制度の再設定が必要がある
- 似た言葉
業務の効率化