多能工化 用語ー業務改善

用語集(多能工化)アイキャッチ

 複数の業務をこなすスキルを持った人を育成すること。マルチスキル化。

多能工化を進めて、業務の属人化を解消した。

 人材育成手法の1つ。複数の業務を担当できる知識や技術を教育することで、特定の人にしかできない業務を無くす。主に製造業で取り入れられてきたが、人材不足が進む現在では、さまざまな業種で取り入れられている。多能工の対義語は、1人が1つの業務を遂行する「単能工」。

  • メリット

 業務量が多い場所に人材を配置できるため、業務の負荷が均等になる

 その場にいる人員で対応できるようになり、生産性が向上する

 お互いをフォローする体制・風土が生まれ、結束力が向上する

 休暇を取得しやすくなり、働き方改革に繋がる

 不測の事態や時代の変化にも対応しやすくなる

  • デメリット

 複数の業務を身につけるため、育成に時間がかかる

 複数の業務を行った場合の評価が難しく、評価制度の再設定が必要がある

  • 似た言葉

 業務の標準化

 業務の効率化

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