インセンティブ(incentive) 用語ー人事

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 個人の業績に応じて支払われるお金や物品。または、業績に対する表彰のこと。

今月は10件の受注を達成したから、インセンティブが支給された。

 語源は英語の「incentive(刺激・動機)」。従業員のモチベーションを上げるための動機付けのことを指す。一般的に、金銭的な報酬を指すことが多いが、個人の業績に連動して付与される評価報酬全般を指すため、物品・権利・名誉など、金銭外の報酬もある。該当の従業員にのみ与えられるもの、成果によって額が大きく変動するなどの点で、ボーナスと異なる。

 業界を問わず、インセンティブ制度を導入する企業は多い。とくに、営業職は目指すべき指標が明確なため、導入しているところも多い。

  • メリット

 従業員のモチベーションが上がる

 入社年次などに関係なく成果が評価される

 評価指標の設定によって、経営者が何を重要視しているのかが分かりやすい

 従業員が切磋琢磨しあえる環境を生まれる

  • デメリット

 個々人が自分の成果に固執するあまり、情報やノウハウが共有されない可能性がある

 毎月もらえるものではないので、給与が安定しないとも考えられる

  • 似た言葉

 ボーナス

 報奨金

 歩合制

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