仕事のモチベーションがなくなった?今考えるべきこととやる気をアップする対処法

モチベーションの上げ方

 モチベーションが上がったり下がったりすることは不思議なことではありません。とくに正当な評価を得られない環境で働いたり、やりがいを感じられない仕事を続けていたりすると、モチベーションが下がって、モチベーション自体がなくなってしまうでしょう。

 モチベーションが下がれば、仕事を続けるのも辛いと感じるかもしれません。逆に、モチベーションが上がれば、仕事も身に入りやすくなり、自分自身の成長にも繋がるでしょう。

 「仕事へのモチベーションがなくなってしまった」「なんとかしたいけど、どうすればいいんだろう?」この記事では、そういった人に向けて、モチベーションの上げ方や対処法を紹介します。また、モチベーションがなくなった今は、これからについて立ち止まって考えるべき時とも言えます。何を見直し、何を考えればいいのかも、併せて紹介します。

目次

そもそもモチベーションとは?

仕事や勉強のモチベーションに悩む人たち

 そもそもモチベーションとは、行動を引き起こす原動力のことを言います。やる気や意欲とも言い換えられるでしょう。

 人によって原動力は違います。仕事の場合、「給料のために頑張る」「昇進したいから働くぞ」といった、自分の外側からの評価が原動力となる人もいます。逆に「成長したい!」「夢を叶えたい」といった自分自身の目標や、「わくわくしたい」といった自分の内側にあるやりがいが原動力になる人もいます。

 モチベーションの有無は、自分自身の行動に大きく影響を及ぼすものなのです。

モチベーションを上げるとどうなる?

 モチベーションが上がると、次のような状態になると言われています。

モチベーションがアップした時の仕事への影響
  • 仕事への集中力がアップする
  • 仕事の質がアップする
  • 積極的に挑戦できるようになる
  • 目標を目指して成長できるようになる

 モチベーションがアップすると、積極的・行動的になれるため、今の仕事に集中できるだけでなく長期的な視点をもって自分の今後も考えられる状態になります。そのため成長に繋がる、とてもいい状態だと言えます。

モチベーションが下がるとどうなる?

 逆に、仕事へのモチベーションが下がると、次のような状態になると言われます。

モチベーションがダウンした時の仕事への影響
  • 仕事に集中できなくなる
  • 仕事の質が落ちる
  • 仕事自体を苦痛に感じるようになる
  • 長期的な視点が持てずに成長しにくくなる

 仕事へのモチベーションがない状態で働くのは苦痛なことです。そして、仕事の質自体も落ちてしまい、それによってさらにモチベーションがダウンしてしまうでしょう。仕事の質も下がれば、自分自身も成長しにくくなるので、企業にとっても自分自身にとってもいいとは言えない状態です。

 できることなら、メリットの多いモチベーションがある状態にしたいものです。そのためには、ちょっとした考え方や行動を切り替えてみるのがいいでしょう。

モチベーションの上げ方8選

仕事のモチベーションを上げて目標達成した人

小さな目標を作って達成していく

 仕事のモチベーションが下がってしまう人の中には、高い目標を目指して頑張っている人がいます。高い目標はすぐにクリアできませんし、クリアしようとして失敗することも多いでしょう。その度に「できなかった」「自分にはスキルが足りない」と自己否定的になってしまって、モチベーションが下がってしまうのです。

 いきなり高い目標を目指すのではなく、高い目標をクリアするための階段を作るイメージで、小さな目標をたくさん用意しましょう。達成感を何度も味わえるので、自分の成長が実感でき、モチベーションを上げることができます。そして、少しずつできることを積み重ねていけば、いつかは高い目標がクリアできるようになるでしょう。

趣味や運動でリフレッシュする

 真面目な人や責任感が強い人ほど、休日でも仕事のことを考えてしまいがちです。それ自体は悪いことではありませんが、オンとオフがあいまいになっているからこそ疲れてしまって、モチベーションが落ちているのかもしれません。

 趣味や運動でリフレッシュする、睡眠時間はしっかり確保するなど、心身の休養をとることが大切です。

誰かに話を聞いてもらう

 友人や家族などと話をしてリフレッシュするのも、モチベーション改善の方法です。仕事を頑張る友人や家族と話をすることで、仕事に対する気持ちを解消するヒントが見つかるかもしれません。

 それだけでなく、誰かと話をすることで、自分が考えていることも整理しやすくなります。客観的に自分の考えていることを捉えることで、解決の糸口が見えてくるかもしれません。

ポジティブな言葉を言う

 ポジティブな言葉を使っていると、意外とポジティブな気持ちになれるものです。ついつい「こんなはずじゃなかった」「失敗してしまった」と愚痴を吐いたりネガティブな言葉を使ってしまいそうになりますが、あえて前向きな気持ちを言ってみましょう。

 「成長するいい機会になった」と前向きな言葉を使っていると、自己否定していた現象もチャンスだと認識するようになり、モチベーションが上向きになっていくでしょう。さらに、自己肯定感を高めることにも繋がります。

モチベーションが高い人の影響を受ける

 「モチベーションの高い人の話を聞いたら、やる気が出てきた」という経験はありませんか?誰かのサクセスストーリーや前向き考えを聞いたりして、モチベーションを高める方法もあります。もしも、仕事が辛いと感じていたとしても、現状を打破するようなヒントがもらえて、やる気が出て来るかもしれません。

 身近にそういう人がいなくても、本や映画から影響を受けることもできます。また、セミナーに参加したり自己啓発本などを読んでみるのもいいでしょう。

仕事でどう貢献しているかを考えてみる

 ただ仕事をこなしていくだけでなく、「どう貢献しているのか?」「どんなふうに、誰の役に立っているのか?」を考えてみましょう。仕事として働いているということは、あなたは必ず誰かの役に立っています。

 自分が働くことで、どんな人の役に立っているのか?どんな風に社会を動かしているのか?がイメージできると、モチベーションも上がっていくでしょう。

スキルを磨いて自信にする

 他の方法と比べると少し時間がかかりますが、できることを増やすのもいいでしょう。できることが増えると、自分に自信が持てたり達成感を得たりして、モチベーションがアップしやすくなります。さらに目標にも近づいて、自己実現にも繋がっていくでしょう。

 最近ではオンラインで学べるスクールもたくさんあります。とくに次の3つのスクールは、今の仕事にプラスになるスキルが身につけられるでしょう。

コミュトレ
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とにかくやってみる

 「なんとなくモチベーションが上がらない」「やる気が出ないから、やりたくない」という場合には、とにかく仕事をしてみましょう。人間にはモチベーションが上がる「やる気スイッチ」があるわけでなく、手を動かさないとやる気が出てこないのです。逆に言うと、しばらく手を動かしていたら、脳が活性化して、そのままモチベーションが後からついてくるのです。

 なかなかモチベーションが上がらないときは、まずカンタンなタスクから始めてみましょう。それが習慣化すれば、カンタンなタスクを始めればモチベーションが上がるという「スイッチ」にも、いずれなっていくでしょう。

モチベーションが下がった今だからこそ考えるべきこと

勉強のモチベーションが下がっている人

モチベーションが下がる行動を見直す

 モチベーションが低下する原因から離れるのも、1つの方法です。例えば、次のようなモチベーションが下がるような行動をしていないでしょうか?

モチベーションが下がるような行動の例
  • 周りの「できる人」と比較してしまう
  • 悪いところばかりを見てしまう
  • 高い目標ばかり追いかけてしまう
  • ネガティブな言葉ばかり使ってしまう
  • リフレッシュせずに頑張ってしまう

 仕事をして働いている以上、あなたは誰かの役に立っています。誰かの喜びや生活を支えてもいるでしょう。それを認識せずに、他の人と比べたり、高い目標ばかり見ていては、モチベーションも下がってしまうでしょう。それは、とてももったいないことです。

 さらに、モチベーションの低下は身体や心からのアラームでもあります。アラームが鳴っているのにも関わらず、リフレッシュせずに頑張っていても、モチベーションはどんどん下がってしまいます。必ず、リフレッシュする時間をとりましょう。そうすれば、より働けるようにもなるでしょう。

 以上のような、モチベーションが低下するような行動は止めて、モチベーションの上げ方を実践してみましょう。

モチベーションが下がる環境を改めるべきか考えてみる

 また、環境にモチベーションを下げられることもあります。

モチベーションが下がる仕事環境の例
  • 職場の人間関係が悪い
  • 成果が正当に評価されない
  • 給料に不満を感じる
  • 心身ともに疲弊している
  • 今の仕事を続けることに不安を感じる
  • 仕事に魅力を感じない など

 そういったときには、今の環境のままでいいかを考えてみましょう。慢性的に「モチベーションを改善したい!」「環境を変えたい!」と思うのならば、思い切って副業や異動、転職なども視野にいれてみましょう。

 例えば、副業を始めれば新しい居場所を見つけることにも繋がるでしょう。また、異動や転職をして働く環境を変えれば、環境が改善するかもしれません。そうすればきっとモチベーションが一気にアップするでしょう。

副業を始めてみる道もある

 「なんだか仕事に魅力を感じない」「本当にやりたかったことはこれだっけ?」と感じるのなら、やりたいことを副業でやってみるのがおすすめです。やりたいことができるのでモチベーション高く取り組めますし、ある種のリフレッシュにもなって、本業に対してもモチベーションが回復するでしょう。

 副業で実績や経験を重ねて、それだけで生活できるようになれば、副業を本業にする道だってあります。そうすれば、やってみたかったことで生活できるかもしれません。

 「スキルも経験もないのに、副業なんて始められないよ……」という人は、副業スクールがおすすめです。知識やスキルの習得から副業まで全体をサポートしてくれるスクールです。さまざまなスクールがあり、オンラインで学べるものもたくさんあります。気になる人は下記の記事もチェックしてみましょう。

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モチベーションを高められる環境への異動・転職を考えてみる

 「モチベーションが上がらないのは一時的でなくて慢性的」「しかもそれは、仕事環境の影響が大きい」という場合は、今の仕事環境がモチベーションを下げている可能性が大です。そういった場合には、モチベーションが上げられる環境に身を移すのも1つの方法です。具体的には、異動や転職といった方法です。

 異動は社内の制度に従って進めていきましょう。一方、転職の場合には、転職スクールや転職エージェントなどのサービスがあります。

 転職スクールとは、1からスキルを身につけて、そのスキルが活かせる企業への転職が目指せるスクールです。今やっている仕事から離れて、1から改めてスキルを身につけたいという場合にぴったりです。

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