経験や勘に基づく、言葉での説明が難しい知識のこと。
現場の暗黙知が共有できれば、生産性も向上するだろう。
暗黙知は、経験やコツなどの主観的で身体的な知識である。例えば、自転車の運転は習得までが難しいが、乗れるようになれば工程を考えなくても感覚でできるようになる。しかし、その方法を人に教えることは難しい。多くの業務には、商品を作るコツや商談を成立させるためのコツなど、複数の暗黙知が潜んでいる。暗黙知を放置しているとデメリットが大きくなるため、どのように共有するかが課題とされている。対義語は形式知。
- メリット
模倣が難しいため、暗黙知を持つ人や企業の強みになる
- デメリット
知識が組織に蓄積せず、暗黙知を持つ人が外れるとノウハウが消える
暗黙知の正しさを他の人が評価できないため、刷新していかない
- 似た言葉
経験知
身体知