ビジネス文書とは、ビジネスをスムーズに進めるために作られる書類や文章のことです。
情報を正確に共有することや、記録として残すことを目的に書かれます。そのため、多くの場合は形式が決まっています。作成に慣れるまでは大変かもしれませんが、ポイントを押さえれば、誰にでも書けるようになります。
情報が正しく伝わる
情報が正しく伝われば、業務がスムーズに進みます。
情報が分かりやすく伝わる
情報が分かりやすければ、文書に説得力が出ます。
気持ちが伝わる
気持ちが伝えられれば、信頼関係が構築できます。
この記事では、ビジネス文書を書くときに役立つ、文章の書き方とテクニックを選りすぐって紹介します。なお、ビジネススキルの身につけ方については「ビジネススキルの身につけ方〜キャリアに必要なスキルを解説」の記事で紹介しています。
ビジネス文書とは
ビジネス文書の種類
ビジネス文書は大きく分けると「書類」と「コミュニケーション」の2種類があります。それぞれに数多くの種類があり、それぞれに形式や特徴があります。
書類
「書類」には、一定の形式があり、書くべき項目が決まっています。物事を考える土台として共有されたり、記録として残されたりします。
報告書、提案書、企画書、議事録、稟議書、マニュアル、日報、送付状、依頼状など
コミュニケーション
「コミュニケーション」は、すばやい情報の共有・気持ちの伝達が求められます。シーンによっては、形式ばったものではなくライトなものの方が受け入れられることもあります。
メール、チャットなど
なお、ビジネス文書の種類ごとの書き方は、次のページで紹介しています。
- 報告書の書き方は「分かりやすい「報告書」の書き方とは?一目で分かる伝え方と作成ポイント」の記事で解説しています。
- 提案書の書き方は「説得力のある「提案書」の書き方とは?パワーポイントでの作成例と構成の考え方」の記事で解説しています。
- 企画書の書き方は「理想的な「企画書」とは?簡潔に伝える書き方とポイント」の記事で解説しています。
- 社内メールの書き方は「的確に、でもライトでいい。「社内メール」で情報と気持ちを伝える方法」の記事で解説しています。
書き方が変わるだけで分かりやすくなる
「伝える情報が全部書いてあれば、とりあえずいいでしょ?」そう考える人もいるかもしれません。まずは、次の例を見てください。
今日の会議でも伝えたとおり、3月12日は休日だったため、次回の新商品に関する会議は木曜日の10時から行うことになったので、水曜日中には資料を準備してクラウドに保存し、時間までに「https://******」にログインして集まってください。その際、今日の会議でボツになった商品データは全部削除しないでください。
この文章の書き手は、伝えるべき情報を全て伝えたつもりかもしれません。しかし、これで本当に伝わっているでしょうか。
- 文章が複雑で、何をすればいいのかが分からない
- 次回の会議の日程が「3/10(木)」なのか「3/17(木)」なのか分からない
- 「ボツになった商品データ」は、「全て削除してはならない」のか「一部を削除してもいい」のか分からない
人によって文章のとらえ方が分かれてしまえば、対応にも違いが出てしまいます。場合によっては、ミスを誘発してしまうでしょう。それでは、次の文章ならどうでしょうか。
<新商品に関する会議>
日時 : 3月10日(木) 10:00~
Web会議ルーム : https://******
注意事項 ・配布資料は3月9日(水)中にクラウドに保存してください。
・2月24日の会議でボツとなった商品データは、クラウド上に残しておいてください。
この文章なら、情報が整理されているので、どのように行動すればいいか適切に伝わるでしょう。このように、伝わる文章が書ければ、情報確認の手間だけでなくミスを防ぐことができます。
また、伝わる文章ができることはそれだけではありません。書き手の気持ちを少しだけ添えることで、相手を励ましたり、鼓舞したりもできます。
「本日の会議ではお疲れ様でした。今日で一気に完成が見えてきましたね。」
「画面越しですが、田中さんと顔を見てお話することができて嬉しく思いました。」
ビジネス文書を書くための準備
情報を整理する方法
いきなり文章を書き出してしまうと、情報を繋いだだけの文章になりがちです。そうならないために、どの情報をどう伝えれば「相手にあったもの」になるのかを意識して、手元にある情報を整理するのです。この作業をすると「何をどこまで書くのか」「どのように書くのか」が自覚でき、グッと書きやすくもなります。次の3ステップで、情報を整理していきましょう。
まずは、情報をファイルやメモに書き出します。書き出してみると「必ず書かなくてはならない情報」の他に「書かなくてもよさそうな情報」「必要かどうかわからない情報」など、重要度にバラつきがあることに気付くでしょう。ここでは、いったん情報を全て出して、伝えるべき情報を精査するのです。
上で紹介したNG例は、全ての情報をただ並べただけの文章でした。この文章には「テーマ」と「ポイント」がありませんでした。そのせいで、伝わりにくい文章になってしまったのです。
例えば、「テーマ」は「会議の日時変更」、「ポイント」は「変更後の日時」「注意事項」などに分けることができます。下の図のように、ツリーを作るつもりで、書き出した情報を配置していくと分かりやすくなります。もし、さらに情報が分割できるのなら、「ポイント」の下に「詳細」を配置していきます。
「なぜその情報を伝えようとするのか」、そして「誰に伝えるのか」を明確にします。同じ情報を伝えるにしても「目的」と「相手」が違えば、適切な文章も変わってくるのです。
「伝える目的」とは、読んだ人がどのような状態になれば成功なのか、という設定です。先の例だと、読んだ人には「正しい会議の日程で参加」してもらえれば成功です。その上で「資料を3/9までに提出」「ボツ商品のデータを保存」してもらいたいと考えます。
「伝える相手」の設定も重要です。内容が同じであっても「営業担当」に向けて書く文章と「エンジニア」に向けて書く文章は、使える用語も違ってきます。読む人の年齢・性別・所属部署などを意識することが大切です。
読み手を明確にする
ビジネス文書には、社内向けに書かれるものと、社外向けに書かれるのもがあります。
社内
社内向けの文書は、主に上司・同僚・後輩・部署・本社・支店に宛てて書かれます。
報告・相談・連絡といった情報伝達が主で、挨拶や丁寧さなどの儀礼的な部分を省略して、正しい情報をスムーズに伝えることが重視されます。企業によってはフォーマットがあります。
報告書、稟議書、議事録など
社外
社外向けの文書は、取引先や得意先など社外の人に向けて書かれます。
分かりやすさだけでなく、受け取る人を尊重した礼儀正しい文章であることが重視されます。文書によっては、お礼やお祝いなど、形式に則って気持ちを伝えることが求められます。
依頼書、挨拶状、招待状など
ビジネス文書を書くときに必要な心構え
ビジネス文書は、情報を相手に伝えるために書きます。そのため、読み手が考えないければわからない文章にしないようにしましょう。
読み手が考えなくてはならない文章では、情報をうまく伝えることができません。そのような文章では、やりとりが何往復もかかってしまい、折り返しの電話がかかってくることにもなるでしょう。
伝えたい情報を一度で伝えられれば、そのようなムダに時間を割くことはありません。業務には効率が求められます。だからこそ、形式が決まっていることが多く、伝わる文章作成のスキルが求められているのです。
相手に伝わるよう意識して書けば、伝わる文章になります。もしも伝わらない文章になっていたとしても、読み直したときに気付けるようになります。
ビジネスで求められる文章の書き方
ビジネス文書を書く時には、次のテクニックを使いましょう。そうすれば、情報をわかりやすく的確に伝えられるようになります。
5W2Hを意識する
ビジネス文書では「5W2H」を意識しましょう。「5W2H」を意識すれば、情報に抜け漏れがあるかを確認でき、正確な情報を簡潔に伝えられるようになります。
いつ(When) | 時期、時間 |
どこで(Where) | 場所 |
だれが(Who) | 対象者 |
なにを(What) | 課題 |
なぜ(Why) | 理由 |
どのように(How) | 手段 |
いくらで(How Much) | 予算、価格 |
作成 株式会社デジタルボックス
PREPを意識する
「文章は「起承転結」で書くものだ」と思っている人もいるかもしれませんが、ビジネス文書ではそうではありません。「PREP」はビジネス文書で使う型の1つです。「要点」「理由」「例」「要点」の順番で書けば、情報を的確に伝えられます。
まず、一番伝えたい「要点」を書きます。結論が最初に来るので、読み飛ばされて情報が伝わらないといった事態が避けられます。また、「要点」の後に、「理由」や再度「要点」が書かれるので、説得力が上がります。
建物のセキュリティ強化を行います。最近、周辺で建物侵入の事件が発生しているためです。休日は、出社状況と出社理由を管理していませんでした。部外者が侵入できる状況にあると思われます。休日出勤者は、出社時と退社時に次の手続きを行ってください。
最近、周辺で建物侵入の事件が発生しています。現在の出社状況と出社理由の管理方法では、部外者が侵入できる状況にあると思われます。そのため、建物のセキュリティを強化することにしました。休日出勤者は、出社時と退社時に次の手続きを行ってください。
文章を簡潔にする
伝わるビジネス文章にするには、文章を簡潔にすることが重要です。それには、次のようなポイントがあります。
- 1文を60字以内に収める
- むやみに「~ので」「~から」「~し」で繋がない
- 1つの文章に1つの事柄を入れる
1文が長くなると、意味が伝わりにくくなります。1文は長くても60字以内に収め、「~なので」「~して」といった言葉を繰り返し使うことは避けましょう。
1文に複数の要件が入っていると、何を伝えたいのか分かりにくくなります。1文には1つの事柄だけを入れるようにしましょう。
近年、日本では「数十年に一度の台風」「観測史上最大の降雨量」といった言葉をよく耳にする。1時間降水量50mm以上の大雨の発生件数は、この30年の間に1.4倍に増加している。実際に自然災害の危機は増していると言える。(44文字+36文字+21文字)
近年、日本では「数十年に一度の台風」「観測史上最大の降雨量」といった言葉をよく耳にするが、1時間降水量50mm以上の大雨の発生件数は、この30年の間に1.4倍に増加しており、実際に自然災害の危機は増していると言える。(102文字)
句読点の使い方を工夫する
「、」「。」といった句読点をうまく使うと、分かりやすい文章になります。
- 主題+「、」
- 理由・条件・目的+「、」+結果
- 文章のつなぎ+「、」
「主題」や「理由・条件・目的」の後に「、」を入れると、「主題」「理由・条件・目的」が分かりやすくなります。また、「実は」「ただし」のような「文章のつなぎ」の後に「、」を入れると、文章の展開がつかみやすくなり、読みやすい文章になります。
業務の属人化によって、担当者が休みを取りにくい状況になっています。さらに、新入社員の教育に時間がかかることが予想されます。
業務の属人化によって担当者が、休みを取りにくい状況になっています。さらに新入社員の教育に、時間がかかることが予想されます。
情報は具体的に書く
情報を正確に伝えるには、あいまいな部分がなく、具体的に書くことが大切です。
- 「たくさん」「数件」といったあいまいな言葉でなく、数値で書く
- 「あれ」などの指示語や省略をせずに、対象を明確にして書く
- 「良くなります」などの抽象的な言葉を使わず、状態が伝わるように書く
- 「しっかり」「とても」などの意味がない言葉を入れない
「たくさん」「数cm」「それ」「良い」「かわいい」「とても」といった言葉は、人によって受け取り方が変わります。情報を正確に伝えるには、そのようなあいまいな言葉を避けて、具体的に書くようにしましょう。
業務の標準化が実現すれば、1日に約50分の工数削減が見込めます。さらに、10%のコスト削減と品質の安定化が期待できます。
業務の標準化が実現すれば、たくさんの工数削減が見込めます。さらに、数%のコスト削減と品質がよくなることが期待できます。
専門用語を避ける
専門用語は、使わずに言い換えるか、専門用語の意味を説明するようにしましょう。
- 文章中に説明を組み込む
- ()の中に説明を入れる
- 欄外に注釈を入れる
読む相手によって、専門用語は伝わらない可能性があります。文章を書き上げたら、読む人が内容を理解できるかを確認しながら読み返しましょう。
巡回担当者は、返却された本を排架します。排架とは、本を本棚に並べることです。その後、本棚の拭き掃除をします。
巡回担当者は、返却された本を排架します。その後、本棚の拭き掃除をします。
否定表現を避ける
否定表現を使いすぎると、誤解を招きやすいので注意が必要です。なるべく肯定文で書くようにしましょう。
- 「~のように、~しない」の表現は、「~と違って、~でない」「~と比較すると~だ」などに言い換える
- 「~しないと、~しない」といった二重否定は、「~すると、~する」に言い換える
- 「~しないでください」は、禁止・制限・注意を示すときだけ使う
文章は肯定文で書くようにし、否定表現は「してはいけないこと」を示す時に使うようにしましょう。そうすれば、禁止・制限・注意を効果的に伝えられます。
新しいシステムは、これまでのシステムと違って、自動で終了しません。忘れずに[シャットダウン]を選択して、終了してください。
新しいシステムは、これまでのシステムのように自動で終了しません。[シャットダウン]を選択しないと終了しないので、忘れないでください。
視覚的な見せ方を工夫する
図や箇条書きなどを使えば、情報が視覚的に分かりやすくなります。
- 全体の割合を見せるときは円グラフにする
- 推移を見せるときは線グラフにする
- 項目が複数あるときは箇条書きにする
箇条書きは、情報が多いと分かりにくくなります。項目7つを超えるときは、項目を分けたり、優先順位が高いものから順に書くようにしましょう。
新入社員研修内容
- マインドセット
- 基本マナー
- 仕事の進め方
- 電話対応
- ビジネス文書
新入社員研修内容
マインドセット、基本マナー、仕事の進め方、電話対応、ビジネス文書
書いた文章をチェックする
文章を書き上げたら、確認をしましょう。客観的に見て、誤字脱字がないか、読み手に正しく伝わるかをチェックします。
- 文章からいったん離れて見直す
- 相手の立場に立って読み直す
- 他の人に読んでもらって意見を取り入れる
- Wordの機能を使う
- 文章チェックツールを使う
Wordを使えば、文章を書きながら文章チェックができるので便利です。Wordの「校閲」から「スペルチェックと文章校正」をクリックすると、文法のミスや誤字脱字が表示されます。
さらに、チェックを厳しくしたいときには、チェックレベルのカスタマイズもできます。Windowsの場合は、「ファイル」→「オプション」→「文章校正」から、Macの場合は、「Word」→「環境設定」→「文章校正」で、スペルチェックのカスタマイズ画面が出ます。
これは、ビジネス文書に限らず、転職関連の文書や副業関連の文書など、間違えてはならない文章を書くときには使って確認しましょう。なお、成功させる転職活動の進め方は「転職を成功させる転職活動」で紹介しています。
また、文章をチェックしてくれる専用ツールもあります。「文賢 」は、誤字脱字や文法の誤りだけではなく、差別用語や重複表現、言葉の誤用を指摘してくれます。さらに、より分かりやすい文章にするためのアドバイス機能や文章表現の提案機能などもあり、文章力が自然とアップします。
意図が伝わるタイトルをつける
ビジネス文書のタイトルは、どういったことが書かれているのか分かるものを設定しましょう。
- ビジネス文書の「内容」と「目的」が分かるようにする
- 「内容」+「の」+「目的」の形にする
- 2つ以上の要件は書かない
まず、何についてのビジネス文書なのか、「内容」を決めます。例えば、商品発送に関する文書なら、内容は「商品発送」です。
次に、ビジネス文書の「目的」を決めます。何かを知らせるための文書なら、目的は「お知らせ」「ご通知」になります。この2つを組み合わせれば「商品発送のお知らせ」というタイトルになります。ちなみに、目的は、ある程度型が決まっていて、主に次のようなものがあります。
- お知らせ、ご通知
- お願い、ご依頼
- ご案内
- ご挨拶
- ご回答
- お礼
- お詫び
- ご請求
- ~の件、~について
- 本社移転のご案内
- コーチングセミナー開催のお知らせ
- 新商品コンパクトチェアのご提案
- 本社移転のご案内とアンケート記入のお願い
- コーチングセミナーを開催します
- 新商品について
読めば分かる文章を書くためのポイント
ビジネス文章の理想は「読めば分かる」です。前に戻って読み返したり、読んだ後に何をするのかを考えさせる文章は、「読めば分かる」文章ではありません。「読む」と「分かる」が同時の文章こそが理想の文章なのです。そのような「読めば分かる」文章をにするためのポイントは、次の2つです。
読み手のことを考えて書く
1つ目のポイントは「伝える相手」の立場で書くことです。常に、これを読んで「理解できるか」を考えながら書いていきましょう。相手によって知識・常識・気持ちは違います。これを読んで「どう思うか」を配慮することも大切です。
シンプルな文章を意識しながら書く
文章は長くなればなるほど、分かりにくい文章になります。また、聞きなれない用語や回りくどい表現は、読み手に考えさせる原因になります。「伝わる」文章の秘訣は、できる限りシンプルな文章を心がけることです。
さらに文章力を磨くために
ビジネス文書は、型を知っていれは、ある程度は書けます。しかし、文章力を磨けば、より分かりやすいビジネス文書が書けるようになります。ここでは、文章力に磨きをかける方法を紹介します。
まずは、自分の文章について知りましょう。
文章には、人によって癖があります。自分が書いた文章を、NGを出すつもりで読んで、癖を知りましょう。自分が書いた文章でも、プリントアウトしてみると、客観的に読むことができます。
すると、「否定文で書くことが多いな」「「たくさん」を多用しているな」と癖が見えてくるでしょう。
そういった悪い癖を治していけば、文章力が磨けます。「否定文で書かないように気を付ける」「「たくさん」を使わない」と意識するだけでも変わってきます。
次に、他の人の文章について知りましょう。
送られてきた案内、先輩の作った企画書、普段やりとりしているメールなどを読んで、「この文章のどこがいいか/悪いか」を考えてみましょう。
例えば、案内を読んで「読みやすい」と感じたら、「なぜ読みやすいのか?」を考えます。「使われている言葉が簡単だから」「数値を使っていて、内容が具体的だから」と、いろいろな理由が見えてくるかもしれません。
見えてきた理由は、自分で文章を書くときの教訓になります。いいところは取り入れて、悪いところは気を付けて、文章を書いていきましょう。
ビジネス文書の作成スキルを上げるならば、ビジネス文書を参考にするのがおすすめです。
効率よく文章力を身につけるには、専門家のスキルを身につけるのがおすすめです。
ビジネス文書の書き方を教えてくれるセミナーや書籍がいくつもあります。セミナーに通えば、短期間でノウハウを得られます。本を読めば、通勤時間などの隙間時間で、文章力を磨くことができます。
ビジネス文書の書き方を磨く上でおすすめなのは、次の本です。
ていねいな文章大全 日本語の「伝わらない」を解決する108のヒント
日本語研究の第一人者が書いた、文章の書き方本。分かりやすく、正確で、配慮ある文章だけでなく、工夫を凝らした文章が書けるようになるでしょう。108の課目が丁寧に解説された必読書です。
即! ビジネスで使える 新聞記者式伝わる文章術 数字・ファクト・ロジックで説得力をつくる
日本経済新聞の記者として長年勤めてきた著者による文章術がまとめられています。ビジネスシーンで、誰もが納得する文章を、はやく正確に書くための型や考え方を、基本から学べます。
ビジネス文章力の基本 ダメ出しされない文書が書ける77のルール
部下の文章を添削し続けた著者による、実践的なビジネス文書の書き方本です。社内資料やメール、プレゼン資料など、レイアウトから書き方のポイントが学べます。